5小節ギタリストのレパートリー
2005 / 11 / 02 ( Wed ) 大学などのギターサークルには、有名なギター曲の出だしやサビの部分だけを抜粋し、そこだけプロ並みに弾く、「5小節ギタリスト」な人が数多く棲息しています。一見「おお!すごい!」と思うけど、なんてことはない。簡単で聞き映えのする箇所を美味しいとこ取りしているだけなんですね。
そんなギタリスト達の得意とするレパートリーと、演奏の傾向をまとめてみました。
・ビラロボス「プレリュード1番」/コードが変わるまで
→伴奏は粘り気たっぷりに。 ・ロドリーゴ「アランフェス2楽章」/最初のアルペジオから有名なメロディまで →メロディに入った時の苦悶の表情がみせどころ。 ・作者不詳「禁じられた遊び」/セーハが出てくる直前まで →サークル勧誘の季節に重宝。 ・ソル「グランソロ」/序奏とばして、木村大さんがCMで弾いていた範囲まで →これのだけのためにDチューニングに落とす! ・ヒナステラ「ソナタ1楽章」/出たしの引きおろしだけ →他者を圧倒するように。 番外編ですが Eric Clapton の "Sign" や Deep Purple "Smoke on the Water," Extreme の "More than Words" など、エレキやアコースティックのジャンルに挑戦して、ちょっぴり反骨精神を見せる方もいるようです。 「5小節ギタリスト」を見かけた時のマナーとしては、通りがかりに「すご~い!」などの賛辞を忘れないようにしましょう。 スポンサーサイト
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