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ロッテリアの思い出
2005 / 11 / 03 ( Thu )
少し前から駅前のロッテリアが騒がしいと思っていたら、千葉ロッテマリーンズが優勝したらしい。数年前に横浜そごうが騒がしいと思っていたら、いつのまにか横浜ベイスターズが優勝していたこともある。興味のない分野だと、とことん情報が遅いようだ。

ロッテリアといえば、最初に経験したアルバイトがそこであった。久しぶりに入ってたべた。バイト時代、お客さんにいつも「塩多めにね」と頼まれていたポテトもたべた。塩がたっぷりかかっていた。なるほど、塩からいと美味しい。

塩たっぷりのポテトも好きだが、一番の好物だったのがロッテリアシェーキだ。当時はある程度シフトをこなすと、シェーキのタダ券がもらえたので、せっせと呑んだ。バイト後、私服に着替えてから遠慮がちにレジに近づくと、いつも「こっちこっち」と手招きし、フチのギリギリまでシェーキを注いで、すばやく手渡してくれる先輩がいた。シェーキそのものよりトッピングの方が好きだと言うと、それも溢れんばかりに入れてくれた。店長は苦い顔をしつつも、見て見ぬふりをしていたようだ。立ち仕事で疲れた後の甘いシェーキはとてもおいしかった。

この話のわかる A先輩はいつも元気溌剌オロナミンCという感じで、仕事もでき、皆に好かれていた。入店当初の私は、ファストフードなのに時代を先取りして、スローフードを実践していた。要は救いようなくトロかったのである。当然、先輩方に多大な迷惑をかけ、何度も叱られた。A先輩は受け持ちが離れていたが、ときどき気の毒に思ったのか、無理にでも良いところを見つけて誉めに来てくれた。飴と鞭のバランスが程よかったおかげで、2年近く続けることができた。

その後 A先輩は就職のため、バイト先を卒業した。程なく私も辞めて、もっと楽で割りの良いバイトを始めた。辞めてからもロッテリアシェーキはしばらく飲み続けたが、なぜかバイト当時ほど美味しいと思えず、そのうちめったに飲まなくなった。

それから 1~2 年経ち、A先輩がもうこの世にいないことを知った。バイト時代を振り返ると、救いようがなくオロオロしっぱなしだった私と対極を成すように、A先輩はいつもキビキビ輝いていた。レジと厨房以外の A先輩をほとんど知らなかったので、去ってしまった理由はわからない。

あの時の淵まで注がれたシェーキは、ときどき飲みたくなる。
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