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冒険小説Selection 3作目
2006 / 03 / 22 ( Wed )
冒険小説脳内ベスト5のノミネート作品3作目は・・・
実は面白い、椎名誠のSF小説の中から『水域』をセレクトしました。これも順当でしょうか。私の中では。
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冒険小説ベスト5
2006 / 03 / 21 ( Tue )
自らの本の話題でスイッチが入ってしまった。

今までに読んだ本の中で、冒険小説ベスト5に入るものは何かと考え出したら夜も眠れない。頭の中のランキングチャートが1時間毎に推移している。

自己満足であるが、せっかく20年がかりでセレクトしたものなので、この場で発表させて頂こう。

まずは確実にランクインするものから。
学生時代に3回以上繰り返し読み、どうしても外せないのは:
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冒険小説とカプリコーンの夢
2006 / 03 / 19 ( Sun )
最近、冒険小説がマイブームだ。
いま読んでいるのは「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」だが、これがまたヒットで、ショコラトリーで買ったプラリネを一日に一粒づつ大事に食べるように読んでいる。

この熱がさめやらぬまえに「冒険小説」あるいは「世界&HW」について朝まで語り合おうという人がいたら、ぜひ朝まで語り合いましょうと答えるだろう。

今日は所詮独り言だが、一つだけ吐きだしておきたい感動がある。

「世界&HW」の中に、<夢読み>の青年が出てくる。その青年は<世界の終わり>という場所で、一角獣の頭蓋から<古い夢>を読み取る仕事をしている。未読の方はピンと来ないだろうが、そういうはなしになっている。さて、一角獣といえばカプリコーン、それに夢とくればディアンスだ。

今度はギターファン以外にピンとこないかもしれないが、ディアンスという作曲家が作った「カプリコーンの夢」というファンタスティックな曲があり、それが<世界の終わり>の青年の<夢読み>シーンに滅茶苦茶はまるのだ。

偶然か必然かわからないが、このシーンを持って「世界&HW」がMy冒険小説ランキング、ベスト5に入った。断片だけでは意味がないと思いつつ、その箇所を一部引用する。

僕は見渡す限り書架に並んだ古い夢のうちのひとつを手に取り、そっと抱えるようにしてテーブルに運んだ。(中略)僕は頭骨の上部をそっと両手で覆い、それが僕の体温に感応して微かな熱を発しはじめるのを待った。ある一定した温度に達すると――たいした熱ではない、冬の陽だまりほどのぬくもりだ――白く磨き上げられた頭骨は、そこに刻みこまれた古い夢を物語りはじめる。僕は目を閉じて深く息を吸い込み、心を開き、彼らの語りかける物語を指の先でさぐった。(中略)そこにはいくつか、僕の見慣れたごくあたりまえの風景も合った。緑の草が風にそよぎ、白い雲が空を流れ、日の光が川面に揺れ、といった何の変哲もない風景だった。しかしそれらのなんということのない風景は僕の心を一種表現しがたい不思議な哀しみで充たした。

・・・こんな感じの<夢読み>シーンがいくつかあり、夢が終わりに近づくと一角獣から「古い夢は少しずつ潮が引くようにぬくもりを失いはじめ、やがてはもとのひやりとしたただの頭蓋」に戻ってしまうのだ。

ラミラシ~♪
ラミラシレドシソソッレ~♪

ああすばらしい。
すみません、一人で感動してますね。
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ブックオフよありがとう
2006 / 03 / 19 ( Sun )
一流のものが嫌いだ、という人は少ないだろう。私も例外ではない。だが一流シェフの料理を食べたい、一流ブランドのバッグがほしい、一流ホテルに泊まりたい、と思うとかなり大変だ。私の薄給に翼がはえてしまう。

しかし。世の中には、100円で一流品が手に入る場所がある。
それがブックオフだ。

ブックオフは偉大だ。世界になだたる一流文学も、三文作家のB級エッセイも、カバーが汚れていれば一律100円。この値段だと、背表紙のあらすじを睨んで買おうかやめよか迷う必要がない。ひまがあると本屋を数件はしごするが、降り立った駅にブックオフがあると嬉しい。

まず好きな作家のカテゴリをチェックし、未読のものを発見したら確保。次に雑誌の特集記事で紹介されて気になっていた作品や、3年前のベストセラーなどの話題のものをチェック。面白かったらラッキーという気持ちで確保。目当てのものがなくても、東海林君の「丸かじり」シリーズと椎名誠の「あやしい探検隊」シリーズは必ずある。軽いものが読みたいとき用に確保。

こんな調子で数冊かかえてレジに持っていっても、500円でおつりがくる。子供の頃は月のこづかいが500円だったので、一ヶ月に1冊しか本が買えなかった。今は50冊だって買えるぞ。ざまあみろなのだ。

本を好きなだけバッグに詰め込んで、喫茶店でコーヒー飲みながら、さてどれから紐解こうかと考える週末のひととき。幸せだなぁと思う瞬間である。
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いや~良かった。
2006 / 02 / 27 ( Mon )
今日のエウテルペの演奏会、選曲も演奏も意欲的で非常に楽しめました。雨天にもかかわらず、キャパ 700人の第一生命ホールがほぼ満員なのにはちょっとびっくりしました。演奏者の方々も力が入ったのか、2部のベートーベン交響曲7番など、かなりイケイケムード(?)が漂うエキサイティングな演奏でした。

「ある貴神」は意外とギターを初めて聴くオケファンにも好評なようで、これを機にギター協奏曲を選曲して下さるオケさんが増えると良いな、と期待してしまいます。

次回は 10月、マーラーとベートーベン交響曲8番を含む選曲になるそうです。
そのうちアランフェスも頼みます★

arai0226.jpg

上記は演奏後に晴海トリトン内のOxyバーで、ハーブを調合した酸素を吸引するソリストです。
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